敬遠策

更新日: 2012年07月27日  編集者: 管理者
昨日の高校野球高知大会決勝で明徳義塾が「また」取った
戦術が一部で話題になっています。

明徳は、相手の4番打者に対して、2敬遠を含む5四死球と
勝負を避け、結果的に勝利して甲子園出場を決めました。

今の学生は知らない人も多いかもしれませんが、明徳といえば、
当時星陵高校の主砲だったゴジラ松井(確かに高校生離れして
ました、実力も外見も)に、5連続敬遠をして物議を醸しました。
(あれ、もう20年も前なんですねえ・・・。時代を感じます。)

この話は価値観の問題で、是か非か、ではないんでしょうが。

「高校生らしく」「正々堂々と」という批判も分からなくはない、
というよりむしろ私自身の本音はそちらに近いですが、乱暴に言うと、
「大阪第2代表」なんて揶揄されることもあるように、多くの明徳の
野球部員は親元を離れ、それこそ人生を掛けて「甲子園に出る、
甲子園で勝つ」事を主眼に高校生活を送ってきた訳です。

彼らは彼らの主義信条に対して忠実で、ブレなかったと言えます。
(だから正しい、とも言いません。)

塁上に得点に繋がるランナーを溜めてしまうという分かり切った
リスクに加え、世論や大衆を敵に回してしまうかもしれないという
リスクを承知でこの戦術を取り、見事結果を出したのですから、
大したもんやと、変な感心をしてしまいます。

しかし、「敬遠」って、極めて特殊な戦術ですよね。
守備側が逃げて成立し、勝利に結びつく戦術って他のスポーツを
見てもあまり無いんじゃないでしょうか。
プレイが守備側のアプローチ(投手による投球)によって始まる野球
だからこそ成立しうる戦術といっても良いかもしれません

「相手RBが凄い選手だから、勝負を避けよう」・・・。
うちの守備コーディネーターやディフェンスリーダーがこんな事を
言い出したら・・・。


何はともあれ、総じてあまり器用なタイプではない我々タイガースは、
基本的には泥臭い真っ向勝負が身上ですし、何より監督が小賢しいことが
非常にお嫌いですので(笑)、明徳のようなプレイ選択は今後もしない
だろうと思われます。

個人的には、4番の5度の出塁を活かせなかった相手校を見て、
チーム作りやモメンタムなどについても考えさせられました。

三原




 
 
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