冬季五輪が閉幕しました。

世界のトップアスリート達がギリギリのラインで競い合う姿には
競技の枠を超えて惹きつけられてしまいます。

冬のスポーツの特徴として、相手や自分との戦いのほかに、自然との
戦いが大きく勝敗を分けるなあと改めてその難しさを感じる五輪でした。

残念ながら、という表現が正しいかどうかわかりませんが、金メダルを
獲得した日本人選手はいませんでした。わずかに及ばす、それでも世界で
2番とか3番の『偉業』を成し遂げた選手達が異口同音に「でもやっぱり
悔しい」とコメントしているのを見て、スポーツ選手たるもの、こうありたい
と思いました。

個別に触れたい選手・競技・出来事も沢山あるのですが、ここでは以下を。

皆川・上村夫妻は、皆川選手が新潟出身ということもあってよく取り上げ
られていました。皆川選手は、リスクをコントロールし、冷静さを保った
「80%の滑り」を追求していたそうです。スポーツ選手が100%や120%
でなく、80%を追求するなんてユニークだなとは思っていたのですが、
その彼が、妻の滑りを見た後に、「自分も『200%』の力を出す」と
インタビューに答えていました。妻への深い愛情とか労いに加えて、
彼自身の覚悟を強く感じ、ただでさえ男前がどんだけ格好エエ事を言うねん、
と嫉妬するくらい格好良いコメントでした。
また、「世界のトップレベルになると、結果というものは天気みたいなもの。
その日にどの選手が“晴れるか”だと思う」とも言っていました。

世界の頂点を知る人間の達観で、非常に深いと感銘を受けた反面、今我々
タイガースが置かれている環境は決してそんな究極に不安定で不確かな
世界でなく、自分達の努力次第で間違いなく空を晴らすことの出来る世界
だと認識しています。
200%の攻めの姿勢でシーズンを突っ走り、快晴の空を眺めたいものです。